みろりろり

たまがわ花火大会に行ってきましたよ。
わたしたちの近くに、ふたりそろって浴衣姿のお母さんと幼稚園ぐらいの女児がレジャーシートを広げて座っていました。
「花火が上がったら一緒に写真撮ってあげるね」
「わーい!」
とってもしあわせそう。でも、お父さんはいないのかな。お仕事なのかな。単身赴任なのかな。それともシングルマザーなのかな。でも、しあわせそうだな。
しばらくして振り向いたら、浴衣姿のお父さんがいました。いるんじゃん!あーよかった!と勝手に安堵してしあわせ増量。ほんと絵に描いたようなしあわせな家族の光景にめまいがしそうです。
19時になって花火が上がり始めます。わたしたちのいたところはいわゆる穴場なのでメイン会場から少し離れていますが、混雑も少なく二子玉側の花火がちょう正面で見える特等席。わー!花火どーん!きれいー!と原始的な喜び方をしていたら、
「おとーさんの好きなみろり!!」
緑の花火が上がるたびに叫ぶ女児。あんまり連続して叫ぶので、わたしはこれから緑を見るたびに「あのお父さんが好きな緑……」と、ここしばらく思うことでしょう。
それにしたって女児がかわいすぎる。「はくしゅー!」っていいながらパチパチ手を叩いたりして、なんだかよくできたホームドラマを観ているようだったよ。わたしも昔はあんな子どもだったんだろうか。ちっとも想像できまてん!!
ただひとつ気になるのは、花火終盤で女児が放ったこのひとこと。
「あの花火、きっと大笑いだよ」
花火が大笑い…?
これのこと?
http://blog.fujitv.co.jp/eshop/E20091005002.html
レッドカーペット好きなのかな…
ちなみに世田谷側がたまがわ花火大会で、川崎側が多摩川花火大会という名前だったってことを今調べて初めて知りました。もう何回も行ってるのに。川の両岸で同時開催だからいっぺんに見られてお得だよね!
ここんとこひたちなかのラストで上がる花火で満足しちゃってしばらく花火大会に行けてなかったけど、やっぱり日本の夏は花火に尽きますなあ。いろんな色が混ざったのや、見たことのない予測不能な光り方をする花火なんかも見られて、火に興奮するわたしはずっと目が輝きっぱなしでした。来年は大自然の中で打ち上がる大規模な花火大会に行ってみたいです。