お世話になりました

今年も、残すところ数時間となってしまいました。
腹が減ったとよろよろと実家に戻ってきた親不孝者の娘のために、おかあちゃんとおとうちゃんが台所に立って年越し天ぷらそばの用意をしてくれています。
沁みるなあ。
もう娘は娘って呼べないくらい年を重ねてしまったのに、なんだか昔からこの光景はまったく変わりません。
今日はこれからご飯食べながら紅白見て、蛇ニイズカウントダウンと年の初めはさだまさしをザッピングしながら見て、よろよろと寝て、明日はひとりで渋谷のパルコに行って福袋を買い、帰ってきて家族と近所の神社に初詣に行くんだろう。
いつもと変わらないな。でも変わらないのがこんなにも心地よい。その安寧にいつまでもまどろんでいてはいけないのかもしれないけれど。
2009年、あっという間でした。あまりにもいろいろなことがありすぎて、わたしはこの期に及んで今年が暮れていくことにすこし呆然としています。
フジファブリック志村の訃報がちっとも実感が湧かないように、どこか遠くから2009年の黄昏を目を細めながら見ているような。
人生何が起きるかわからない。他人事みたいに言うのはおかしいんだけれど、そんなことを痛いほど感じたわたしの本厄年が暮れていきます。
後半は更新さぼりっぱなしでしたが、気にしてくださったやさしい方々、ほんとうにありがとうございました。2010年も適度にこばしりつつ、時にはしゃぎ、時にぼやいていきたいと思います。
あ、こんな無精なわたくしですが時流に呑まれてついにツイッターというものを始めてみました。まだ1ヶ月前につぶやいた「風邪がなおりまてん」という悲痛な叫びしか残っていませんが、実家のパソコンがあまりにも寒いところにあるのでこちらでちょいちょいつぶやいていくと思います。アカウントはここと同じpiyomarukoです。気が向いたらよろしくお願いします〜。