さよなら三角またきて四角

さよならは別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束

来生えつこはいい歌詞を書くなあ。ちなみに記憶の中でAメロを歌い終えたら「とーきーをーかーけーるーしょうじょー」ってなっちゃったんだけど違った。「こーのままー何時間でーもー」のほうだった。わたしの中ではこの2曲がすっかり融合している。声もなんとなく似てるし。お湯をかける少女というカップラーメンのCMをいまだに覚えている。あれはCM史の中でも特に強烈な1本だった。
こんな話がしたかったわけじゃないのだ。
ユニコーンのラジオが終わってもうた。
9月いっぱいで終了という風の噂は聞いていたけど、前回そんなことまったく言ってなかったので「えー絶対今年いっぱいだって!」って根拠のない自信を振りかざしていたわたくし。しかし番組冒頭、異常なテンションで奥田顧問が言い放った「今日は最終回でーす」というひとことにあっけなく打ちのめされるのであった。
それにしても最後までほんとうにどうしようもない放送だった。なんという飲み屋トーク。リスナーへのホスピタリティがビタ一文感じられない態度。ほとんどがお互いの揚げ足取りで巻き起こる爆笑。パーソナリティーも最低なら、最後の最後まで「旅先ではどんな格好で寝てますか」「絶叫マシーンは好きですか」というどうしようもないメールばかり採用するスタッフも最低だ。最低がいくつも寄り集まって、隔週水曜の深夜は妙な奇跡がいくつも生まれていた。おかげで1時間半(途中まで2時間)という貴重な時間を何も出来ずに棒に振った。まんじりともせずラジオの前から動かないという状況に、わたしはこれまで陥ったことがなかった。10月からはこうして時間を無駄に費やすこともない。とても清々している。
本人たちもさんざん「これ時間が遅いんですよ」「眠くなっちゃうんですよ」「5人そろうの大変なんで今度は3人ずつとかにしてください」などと愚痴を言った挙げ句、結局「また何か出す機会にはお世話になると思いますけど」「次は録音でお会いしましょう」と未練たっぷりの発言をして番組が終わっていった。
時計が2時を指してラジオを切った瞬間、急に静けさが戻ってきてなんだかやるせない気分になった。寝ている連れを一応気遣ってずっとイヤホンで聴いてたんだけどうっかり何度も爆笑してしまい、端から聞いてると静かな部屋に突然笑い声が響くという怪奇現象が起きていたはずなので、今朝一応うるさくしてすんまそんと謝ってみた。「楽しそうだったね」「ラジオ聴いてたのさ」「若いね!」……そうか、ラジオは若いのか。まあ深夜ラジオは若いよね。やってる側も聴いてる側も若さのかけらもない年齢だけどな……。
せめてえびくんバースデイまでオンエアひっぱってほしかったよちくしょう!!って暴れてたんですけど、マイラジブログの顧問に寄りそうえびくん写真がツボすぎたので黙りました。なんでこの人写真撮ると小首をかしげるんだろう……。よーし、おいらも女子力上げるぞう!!
2週に1度深夜に大爆笑しないといまいち調子が出ないようになってしまったので、早いとこリリース決めて戻ってきてください。よろしくお願いします。