カイコさんその2

及川さんのウィキを見てたら、毎年恒例のカウントダウンライブでのコスプレが去年はラインハルトだったと知ってぬおおお!!!といきり立ったわたくし。ちょっとお!!教えてよ!そんなの見たいに決まってんじゃん!!ついこないだ銀英の話してたからタイムリーこの上ないぜ……。つうか帝国軍のコスなんて客に通じないことこの上ないよね…わたしなら通じるのに!!通じるために行きたかった!!まさかみっちーが銀英好きだったなんて!!(落ち着け
なんで及川さんのウィキを見てたかっつうと、実家から掘り出してきたこれを聴いてたからです。

日付は入ってるけど何年かわからなかったのでウィキ見てたんですけど、結局書いてなくてファンサイトで98年の2月ということが判明いたしました。実に11年前!!ぴよまるこ21さい!!「26歳だけどいいよね」ってリスナーからのメッセージに「28だけどいいよね」って言っててみっちー28さいいいい!ってなりました。つか今39ってのが信じられん。
以前ちょっとふれたかもしれませんけど、とにかくこの頃のわたくしは及川さんに心酔しておりまして、リスナーがみっちーへの愛を叫ぶという非常に羞恥な「愛の雄叫び」というコーナーにFAXを送って採用された過去があるんですよ。バレンタインスペシャルで愛の雄叫びを大募集、採用された方は幕張まで来ていただきますなんつうふれこみがあったもんだから、いやだもしかしてみっちー来ちゃう!?なんつってラジオ聴き終わってベッドに横になってたら5分くらいでネタが降ってきたので筆ペンで書きつづって即FAX、即採用の運びとなってしまったのでした。こんなにあっけなく採用されるとは!!とワクテカしながら遠路はるばる幕張のベイエフエムのスタジオで世にも恥ずかしい愛の雄叫びを収録させられたんですけど、同時採用された3人とはその後もみっちー仲間としてつるみ、しばらくの間一緒にキャアキャア言う仲になりました。みんなどうしてるだろうな……。まあ結局本人が来るわけもなく、ただ友達ができて終わった収録なんですけど、わたしこのとき歯の矯正をしていたおかげでうまくしゃべれず、非常に苦労した記憶があったんです。11年前に電波に乗ってしまった残念な自分の声なんて聴きたくもないんですけど、せっかくテープが見つかったんだし及川さんのリアクションも聴きたかったので再生してましたら、曲紹介でみっちーが言うんです。
「これは最近の曲ですね。ヘロン、山下達ロン」
及川さん……。
泣かなーいでーヘーロン、と達郎が歌い終わったのち、いきなりわたくしの甘ったるい声が流れ始めて鳥肌ゾワアア!!しかもしゃべりにくいせいで舌足らずになってんのが最高に気持ち悪いです。このときのネタっていうのが短歌だったんだけど、「心に咲いた炎が揺れる」っていうきめえ部分に対して及川さんが「心に咲いた炎っていうのがいいね。ここで薔薇が揺れますとかさ、花にいかないところがかっこいいな。僕はそういう言葉遣い好きです。動詞、あるいは形容詞とつながらない固有名詞を登場させるやり方、それはミッチーの歌詞カード見るといろいろありますから。どうもありがとう、ピヨ丸ベイベー。ラブ!」ってコメントくれて、11年前もわたくしラジオの前でくねくねしてたはずなんですけど、11年後のわたしも顔から火が出るくらいに恥ずかしくなって、そして名前を呼んでくれたんだなあ、ラブって言ってくれたんだなあと回顧厨すぎる思いに再び悶絶いたしました。ありがとう28歳のみっちー!!この後すぐラジオ終わっちゃってどんどん映像に進出していくことになるんだけど、やっぱり今聴いてもラジオの及川さんはとっても魅力的。僕はTVっ子ならぬラジオっ子だったので、やっぱりラジオ特有のあのリスナーとの近さ、アーティストの素が見える感じがたまらないんです。売れるとみんなラジオ辞めちゃうけどね……。1回しか送らなかったFAXが決め撃ちのように採用されて、一瞬でもあこがれのひととつながれたことがほんとうにうれしかったんだよ。今日もいいカイコでした。