ポエム自重

ウツがウツりますよ。
占い師に見てもらいたいなんてこれまで一度たりともなかったのに、今それにすがりたくてしかたない。
でも、たとえ占い師に今のままだとバッドエンドですよって言われても、わたしにはもう梶をきるすべがない。
方法なんて教えてくれなくていいから、何が正しくて何が間違っているのかだけでも、○×の札を挙げてくれればいいのにな。
神様なんていないし、占いなんかあてにならない。でも、自分を信じる力が弱いぶん、他者を信じようとする力は強い。だから目に見えないものにすがりたくなる。誰かのせいにしたくなる。
歯を磨いていたら突然涙が出た。
無になる時間は怖い。できるだけ、何か楽しいことを考えていたい。でもそれはやっぱり逃げにしか過ぎないことをわたしは知ってる。逃げたってすぐ囲い込まれるだけなのに。
自分の人生が自分のものじゃないみたいだ。
昨日、寝ながらオバマの就任式見ていたらオバマが登場したくらいから意識を失ってしまって、気づいたときにはアナウンサーが「オバマ大統領の演説でした」って言っていた。せっかくそれまで起きてたのに、いちばん聞きたかったところを寝オチしてしまった。
悲しくなりながらテレビを消した。
でも自分てそんな人間だもんなと、どっか遠くにいる自分がそれを見ていた。そういえば最近、自分のことなのにすぐどうでもよくなるな。どうでもよくないはずのことも、なんだか皮膚感覚がおかしくなってすぐに投げ出してしまう。ベッドに入るとすごく安心するのは自分が見えなくなるからかな。もしかしたら軽い離人症なのかしら。
エゴは強いはずなのに実体がともなってない。やだなー、早く自分帰ってこないかな。さっき「こうしなきゃ」って強く思ってたことも、早くもどうでもよくなってきた。楽しいときは全力で楽しいのに、エアポケットに入るとなんかダメになる。自分が存在してないみたいな気分になる。本厄のプレリュードだったりして。そんなのいやん。