N43°

ナックスさんのフィルムツアー、11/26東京2日目の昼というタレント陣が最もだれてるであろう回に入ってきました。
「1本何分?20分くらい?それ5人分もあるんでしょ?やー、ひとり15分でいいわ。寝ちゃうもの」なんてなドイヒーなことを友達としゃべりつつ初めてゼップで着席しながら待つ開演。上映順は大泉→音尾→戸次→安田→森崎という順当な並びでした。
YOさんのはシゲへの愛があふれまくってる作品。シゲがシゲすぎてどうしようかと思った。「目と目の間が離れていてもあなたのハートは離さない」ってキャッチを有効利用したホストクラブの音尾店長とか安田さんが裸神様とかもう、いちいちちゃんとお約束なことを入れてくれるから好きだ。求められてることをわかってるってのは最大のサービスだよね。音尾先生は叙情的に。子役が魔王んときの、主演俳優と同じ名前の百花ちゃんでした。達者でした。北海道の情景を盛り込んで素敵な作品になってたけど、他の4人がイロモノすぎて印象薄くなるのはしょうがないよね。どうせイロモノ揃いなんだからたくちゃんにもイロモノで攻めてほしかったなーなんて。シゲはジョジョが好きすぎるということが存分に伝わってきました。そして音尾先生の怪優っぷりに脱帽。安田さんはもう、こわすぎる。いろんな意味で底知れぬ恐怖を味わいました。決してNHKで朝の顔になったりしてはいけない人だ!!出演者のテロップが出てきたときの感動をわたしは忘れられません。ナックスの核弾頭ここにあり。そしてモリはモリだね。なんかいろんなこと考えてちょっと悲しくなるからやめてよねーってちょっと思った。海中で暮らしていた安田さんが帰国した時の記者の「呼吸は!?」って質問が思い出し笑いするほど好きです。
上映が終わってアフタートーク。毎回同じ話するのイヤかもしんないけど、急に質問コーナーとか始めてびっくりした。客いじりも途中から投げやりになるとこが相変わらずだなーって思いました。でも質問受け付けるときにいきなりシゲが「どうしてシゲちゃんと洋ちゃんは結婚しないんですかって質問はやめてください。しないんじゃなくてできないっていう場合もあるんですから」って言いだして腹を抱えた。シゲの発言でこんなに笑ったのひさびさだ…。あと、YOさんこの日の午前中にレイトンの記者発表があったらしく、主役のくせにいちばんはじっこに追いやられて、フォトセッションとかオグリくんと堀北さんと木村さんばっか写ってたぶん絶対俺入ってない、波乗りレストランでも最終回深津さんと福山さんばっかりクローズアップされて……とお得意のぼやき芸が炸裂、午前中の不完全燃焼の反動でびっくりするくらい口が回ってて、その勢いに若干会場ひき気味なのがちょうおもしろかったです。
あとはもう、安田さんが安田さんであることを確認できたのが何よりの収穫でした。この人、口数よりも放屁の数のほうが多かったんじゃなかろうか。第一声がヘ音であったことが彼を象徴する何よりの出来事だったと思います。秀逸だったのは、グッズのあの怪奇的なヤスダッタポストカードをバックに、薄暗いステージ上でただただ放屁を続けるという前衛的なパフォーマンス。よかった。大河や朝ドラ出ても、やっぱり安田さんは変態だ。安心しました。と同時に、その深遠さに戦慄しました。
最後の挨拶でモリが「今までの中でいちばん大泉のセリフ量が多く、安田の屁の数が多い回でした」って残念そうに言ってて、なんか前10周年のイベントを渋公で観たときも「今回がいちばんひどかった」って言われたような覚えがあって、なんかうちら引きが強いのかね……って思いました。光栄です。ファンミも俄然楽しみになったぜ!何がいちばん楽しみって、金曜の初回に入るからまだおっさんたちが元気だ!っていうコンディション的な問題なんです。お互いいい年だし、客もタレントも支え合っていかないとね…ってなんとなく思いました。ファンミの前にテンション上げられるイベントがあってよかったぜ。
さっきモ日記読んでたら、衝撃の記述があったので隠します。
東京2日目終了後の日記。

フィルムに出演してくれた皆さん、
小林賢太郎さん
岩井俊二さん、
キャラメルボックスの皆さん、

ご来場ありがとうございました。

こーーーわーーーいーーーー!!!!