うちがいちばん

たいへんごぶさたしておりました。所用でShang-haiに出かけておりました。いろんな意味で中国ってすげえ!と思いました。まあ目的が観光とかじゃないんで中国のなんたるかをわかったわけではないんですけど、とにかく口を開けて外を歩くと口の中がざりざりし、しかし鼻呼吸するとなんともいえないスメルにやられるので、いっそエラ呼吸に切り替えられまいかと思いながらでこぼこ道を歩いておりました。道の真ん中に崩れたブロック塀とかが突然現れるので一瞬たりとも気が抜けません。横断歩道が青でも右折の車が容赦なくつっこんでくるので、現地の人とかと一緒じゃないとこわくて渡れません。ガイドさんには「勇気が必要です!」と励まされました。いやだそんな国。唯一のメリットといえば日本から近いってことだけだ。
というわけでもう二度と中国に行くことはないと思いますけど、パスポートにハンコが増えたのは単純にうれしいです。次はワイハがいいです。なぜか今無性にワイハに行きたいのです。昔、原宿にひとりで行けなくて、家族旅行のついでにワイハのバレンタインハウスで買い物をした思い出があります。なーつかしいですね。
ワイハって呼んでる時点で、自分がいかに古い人間であるかを思い知らされます。
今回ちょっと特殊なツアー旅行だったのですが、またもや自分の社会性のなさに直面させられることと相成りました。社会性がないっつっても時間に遅れるとか団体行動を乱すという類のものではなく(理由:まわりからの白い目がこわいから)、他のツアー客とまったくと言っていいほど交流をすることがなかったのです。声かけんなオーラが出ているのでしょうか。そんなにさわるものみな傷つけるように見えるんでしょうか。食事のときにたまたま隣になった人に「これしょっぱいですね」とかはありましたけど、ほんとうにそれっきり。お友達と一緒に行ったのでまったく寂しいことはなかったんですけど、帰りの空港で和気藹々と写真撮り合ったりアドレス交換してたりする光景を見ると「なんだかなあ」という気分になったのは事実です。まあ、別にそういうの望んでるわけではないんですけど。じゃあいいじゃん。いいんですよ。いいんですけど、ねえ。
かといって海外で個人旅行ができるだけのモチベーションがあるのかというとそんなものは皆無なので、結論としてワイハなわけですよ。日本語通じるし、何回も行ったことあるからなんとなく土地勘もある。なんてったって常夏だし!イエーイ!
おまえ別に海外旅行とかする必要ねえんじゃん?というマインドBの声が聞こえます。まったくその通りです。日本が好きすぎてすいません。