Look at my vest

いろんな動物がノアの箱舟に乗り込もうとしている絵柄が織り込まれたゴブラン織りっぽいベストを着て会社に来てんですけど、誰からもなんにも言われなくてせつないです。もしかして、君子危うきに近寄らず的な意味で声をかけてこないのでしょうか。
原宿のHANJIRO*1でこれを見つけるやいなやアタマに稲光が走り、ウルトラクイズよろしく「レジ直行」って書いたたすきを彼(擬人法)にかける絵が浮かびました。アズスーンナズお買い上げです。試着もしないで買ったので、帰って袖を通したら結構大きめだったんですけど、どっちにしろ買わないという選択肢はなかったのでなんにも問題ありません。しかし着る時期が難しかった。ゴブラン織り風味なので真夏じゃ暑苦しいし、寒くなるとベストは上着に隠れてしまう。そしてやってきた9月下旬、まさにゴブラン日和が訪れたというわけですよ!しかも今日はスマさんのコンサートに行くので若干の気合いをノアの箱舟で表現!!意味がわかりませんが、自分の中でつじつまが合ってるのでこれでいいんです。
さんじゅういちにして動物柄とかに目がない自分をなんとかしたいと思ってはいるんです。貧乏性なのか目立ちたがり屋なのかわかりませんけど、どうせ金出すなら柄入ってたほうがお得だろうというよくわからない信条を掲げてここまで生きてきてしまいました。おかげで無地の服がほとんどありません。昔は苦手だったディズニーのTシャツとかも、なぜかこの年になって魅力的に感じるようになってしまいました。次に狙ってるのはクリーミーマミのTシャツです。ちゃんとした大企業とかに勤めてたらこんな趣味も矯正されてたかと思うと、自分の生きてきた道筋に疑問を感じざるを得ません。どこでどう間違ったかなんて、自分じゃちっともわからないんです。なんにも教えてくれない神様はいけずだなあ。

*1:古着屋