生きてるだけで丸儲け

今全然仕事は大変じゃないし、むしろ先月と比べてものすごく余裕が出てきたはずなのに、なんというか胸の片隅がちりちりと焦げるようなストレスが消えないのだなあ。
熱に浮かされたような料理写真をさんざっぱら陳列しといていきなりなんだっつう話なんですけども。
今週は会社が静かです。やたらみんな休むから何事かと思ったら、お盆だったんですね。知りませんでした。無知の知です。取引先も休みなので、のんびりまったり仕事という名の書き物でもできるかなと思っていたら、全然そんなことはなかった。スタッフが足りないので普通に忙しいです。そんでこの、火事にも、ボヤにすらならないちっちゃい焦げが続いている。いかんともしがたい。わたしは贅沢人間なのだなあと思う。満たされているのに何を言っているのか。わたしごときが、何を言っているのか。
とまあ腰が低いっつうか器の小さすぎる人間ですので、会社でも人に仕事を頼むときには「本当にすいません(わたしが無能なおかげで)」*1と基本常に平謝り、「説明下手ですいません」「仕事遅くてすいません」「クオリティ低くてすいません」と、なんかもうお前はずっと海老みたいな姿勢でいたら?的な毎日を過ごしています。どうしてこんなに自分に自信が持てないのだろう。変なところで傲慢なくせに!ほんとにねえ、生まれてきてすいませんですよ。
だけども社会生活を送る上でずっとこんなこと言ってたらウザがられるし、普段の自分を見せるとドンびきされるしで大変生きづらいぴよまるこであるわけですが、うちの会社は社員も役員も若いので、なんかお互いをあだ名で呼んでる人が多いんですよ。そんな職場初めてでびっくりしたんだけど、まあなじんだらわたしもそうなるのかなーって思ってたけど、入社して2年が経ちますがまったくその気配がございません!わたしの後に入った人にすらあだ名がついているのに!!いえーい!これがぴよまるこクオリティです。思えば昔からあだ名のつきにくい人生を送ってきたよね……ヘンタイオーラがダダ漏れているからなのかな……。こっちから相手をあだ名で呼ぶわけにもいかんし、いまだに同僚にすら敬語(こないだ年聞いたらほとんどわたしより年下だった)だし、自分の立ち位置を振り返るとじっと手を見ざるを得ません。これまでの職場って友達と働いてたり、社員が全員変人だったりしたので、今さら普通の人ばかりいる会社にわたしがなじめるわけがないんですよ。こないだだっておそるおそる同僚のYさん(普通なのにちょっと変わってておもしろい)に王蟲ライスの写真を見せたら、「ピヨ丸さんってやっぱり面白いですね!」って力強く言われてしまい、うれしいんだけどこの世には2種類の人間がいるんだなあって思いました。数少ないわたしサイドの人間だった友達が転職してしまったので、味気ない毎日を送っているよ。普通の会話しかできないこのストレスったら!!
しかも今やってる仕事はセンスによるところが多いものなんですけど、わたし普通の人と違うセンスを持ってるのでうまいこと仕事にならないんですよ。これはほんとうに困る。一般受けとかわかんないんだもん!!こんなんだから仕事上げても「こ、これでいいんでしょうか……?」って上目遣いになってしまう。あーあ、無限ループだ。だから土下座だけは素早くできるような人間になっちゃうわけですよ。
ブログはたのしいよねえ。ほんと、ブログのある時代に生まれてよかったよ。マカロンついてると生まれてきてよかったって思うもん。こんな自分でも一応ギリギリ働けてるんだから、世のニートはもっと書を捨てて街に出られるはずなんだけどなあ。
♪傲慢なのー 弱気なのー どっちがピヨ丸なのー(字余り

*1:カッコ内は心の声