チョコっとLOVE
ランチパック*1のチョコクリームには、ガッカリだ。
昔、給食で出たチョコマーガリンがだいすきだった。配膳台をのぞき込んで銀色の包み*2が見えると、小躍りしてよろこんだ幼き日のわたし。小学校を卒業して以来、一度もお目にかかったことのないチョコマーガリン。面影が遠ざかれば遠ざかるほど、恋しくなるチョコマーガリン。
ランチパックを袋から出した瞬間、「もしやチョコマーガリン的な？」という予感がした。このかすかな香りはチョコマーガリンに違いない。少し歯ごたえのあるねっとり感がわたしを出迎えてくれると思った。「おかえり、待ってたよ」……台詞もスタンバイ済みだった。カロリーなんて気にしない、だって約20年ぶりの再会なんだから。袋から開けて口に入れるまでのコンマ5秒間で、これらのすべてが脳内で行われた。
ぱく。
とろーり。
……(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ
そりゃあクリームとは書いてあるけど、ここまでとろりとしてなくてもいいじゃないか。せめてチョココロネのチョコぐらいの歯ごたえはあってもいいじゃないか。たれる。たれるよこれ。食うっていうか、吸うって感じだよ。
勝手に期待しておいてなんだけど、がっかりだよ。返せよ、おいらのノスタルジーを。
