バカはわたしを救う

先週の話です。表現さわやか「そこそこ黒の男」@」駅前劇場。
最初に申し上げておきますが、これはまともな感想を書ける芝居ではありません。ていうか、芝居ではありません。オムニバスコントです。池鉄がパンタロンの裾をはためかせながら考えたコントたちです。くだらないです。くだらなさすぎです。くだらなければくだらないほど、彼らは輝き、そして客は大喜びします。この場合「客」は「ピヨ丸」を指します。くだらないコントばかりやり続けて3回目、初回は多少苦笑風味があった感が否めませんが(ていうか劇場のクーラーがぶっ壊れて客席に水が降ってきたことしか覚えてない。舞台上から役者が客に雑巾を差し出すというありえない展開になってしまった)今回はもう、とにかく笑い転げた。バカなんだもん。池鉄のアドリブに半分笑いながら返す岩本さんの顔のデカさが好きです。ナナって役名なのにいきなり「鉄子」って呼んで自爆するところが好きです。それから客演の伊藤明賢さんという方、実は初めて観たんですが面白すぎて気絶するかと思った。ミュージカルとかやってる方なんすね…そんな方にこんなコントをやらせるなんて、さすが池鉄だなあ。でも今回もMVPは佐藤真弓さんでした。かわゆすぎるので。とてもじゃないけど最年長には見えませんの刑。あんまり笑ったのでおおらかな気分になり、新作SAWAYAKATシャツを買ってしまいました。淡いピンクです。膨張色です。普段のわたしにはありえないチョイスですが、さわやかコントが散りばめられたバックプリントに惹かれてしまいました。もうTシャツいらないのに。もうTシャツの季節じゃないのに。意志薄弱。意志伯爵。ビッグになってもずっと変わらないでいてね(チュ