負けたけど高津

昨日、2,3年ぶりに行ってきました神宮球場。空はピーカン(死語…?死語なのか…?)五月晴れ、スタンドから見上げる太陽がまぶしい……ってまぶしすぎるんですけど!目、開いてらんないから!帽子もサングラスも持っていかなかった自分を精神的に殴打しつつの観戦となりました。平日はがらがらの神宮もほぼ満席、最高の野球日和!やあ、グラウンドの芝が目に鮮やかだ…!
…まあ、負けましたけど。負けましたけど広島に。翌日がこどもの日だけにやっぱりここは鯉に花持たせとくか的な敗北だとわたしは勝手に解釈しております。長くなりそうなので畳みます。

写真の通り、高津ユニフォームとまだ彼がメジャー行く前の高津仕様メガホン*1という出で立ちで観戦していたわたくし。今期なんとしても神宮に行かなければとわたしを駆り立てたのは、古田でも石井でもなく、高津の存在でした。そして彼がチームにいる間に試合を見、ユニフォームを手に入れたかった。念願叶って球場に着き、物販でユニフォームを漁ります。でも岩村や古田や青木のはあっても、11番だけ見当たりません。仕方ないのでおじさんに「在庫はここにあるだけですか」と聞いたら「何が欲しいの」と聞かれたので、「た、高津」と照れながらアンサー。なのにおじさんたら「え?」と聞き返すので、聞き返すなよあんた!と内心キレながら「高津」と再びアンサー。答えてから「11番」と言っておけばよかったことに気づくも時すでに遅く、おじさんは「高津?11番ね」とうなずいてからもうひとりのおじさんに「高津ある?」とシャウト。アナザーおじさんは「高津?あーあった。はい高津」と連呼…。高津大好きっぷりを思わぬ方向にアピールする珍事と相成りました。恥ずかしすぎる。結局フリーサイズしかなくわたしが着るとワンピースみたいになり、何かのプレイ的な印象が否めないのですが背に腹は替えられず堂々と着用。もう何も怖くない。
しかしこの後、わたしをさらに赤面させる事態が!
内野の指定席に陣取っていたのですが、試合始まってからしばらくして*2ブルペンで投球練習する選手が眼下に見えました。背番号……11番……!?
「あれ高津じゃない?見に行かなくていいの?」
内野席1番前から手を伸ばせば届くところにブルペンはあり、既に何人かのファンがフェンス前にへばりついて写メったり一眼レフで激写したりしています。うわあああ…あんな近くに高津が…!連れに再度「見に行けばいいのに。俺だったら絶対見に行くね」と言い切られてわたしの中のムズムズが大爆発!荷物置いて席を飛び出し、階段を駆け下ります。
フェンスに近づいてまわりの人の観戦の邪魔にならぬよう、そっと通路にしゃがんで見上げるとそこに高津が…!ちょう近い…!
うわああああ……!!!!
あの、直視できないんですかっこよすぎて。わたしの前では野球少年が熱心に彼の投球を見ています。それにひきかえわたしは胸ときめかせて顔ばっかり…ってわたし高津のユニフォーム着てんじゃん!すげえ恥ずかしいんですけど!顔から火が!火が!ファイアー!!!
逃げ帰りました。
階段を1段とばしで駆け上がり、連れに「かっこよすぎてヤバいからキミも見た方がいい」と伝えてバッグの中から携帯を取りだして再び高津前に舞い戻るわたくし。そう、恥ずかしいとか言いながら写真撮りたかったんです。しかし写真撮るより高津を1秒でも多く見ていたいという赤紫色のミーハー心が丸出しになって大した写真が撮れませんでした。いいの。心のカメラに焼き付けたから。自分につっこむ気力すら残ってません。
その間試合そっちのけ。ていうかホントいいとこなし!見せ場なし!亮太なんてフォアボールデッドボールで1回交替だよ!ありえねえ…!そして結局高津が出るまでもないゼロ負け。*3スタンドを真っ赤に染め尽くす広島ファンがうらやましかったよ。すんごい団結力で応援の声も尋常じゃない大きさ。あと交互に立ったり座ったりするスクワット的な応援スタイルが面白くて見てて飽きませんでした。
今巨人戦テレビで見てんですけど、10対5とか言って何この大量得点。3点くらい昨日に回してほしかったよ!次は9日に西武戦見に行きます。昨日の試合終了後にどうしても勝ち試合が見たくて前売り買ったら内野B指定最前列が取れたよ!ちょう楽しみ!絶対デジカメ持っていく!

*1:貼ってあるのは以前の背番号「22」と高津の似顔絵ステッカー。どんだけ好きか

*2:このとき既にもう1点取られていたような気がする

*3:ヒットも全然出ないし守備もボロボロ。挙げ句の果てに判定トラブル…。でも抑える必要もなく登板した石井弘寿はすばらしかった。あら、昨日先発だったゴンザレスってば祖母死去のため一時帰国だって…