新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
いろいろあった2011年が終わり、やっと新しい年が始まる。例年以上にめでたいことなのではないでしょうか。
年越しの瞬間は、COUNTDOWN JAPAN帰りの車中で迎えました。幕張を23時過ぎに出たのですが、こんなタイミングで外に出ている人はあまりいないらしく、高速がガラガラ貸切状態!あんなに果てまでスコーンと見える高速道路初めて見ました。寒くて空気も澄んでるから夜景もきれいで、全然実感がわかなかった大晦日感が急に押し寄せてきました。首都高で料金所のおじさんに「日付変わったら値上がりするんだよ」と言われて時計をみたら23時54分!「まだ変わってない!」と歓喜の声をあげたら「ラッキーだね!」と笑顔を返されました。うしろに車全然来てなかったし、最近ETCばっかりで料金所のおじさんとふれあうのすごくひさしぶりだったから、なんだかすごくうれしかった。人と人のふれあいってすごく大切だよねって年の瀬にこんなところで実感してしまったよ。
お友達に家まで送ってもらっている途中、下りるべきインターを間違えて芝浦から出てしまったんだけど、年越しの瞬間を確認するためだけにつけていたラジオ(たぶんニッポン放送)で突然5秒前からカウントダウンが始まったのでびっくりして爆笑しちまいました。なにこのあっさり感!とゲラゲラ笑っていたら目の前に現れた東京タワーに2012の文字!青いイルミネーションがきらきら光ってる!わあ!ステキ!ふたりで声を上げて大喜び。そのあと通りがかった小さな神社には暖かな明かりが灯って近所の人が列を作り、ああ、日本のお正月だ…と胸がじんわりした。すごく地味な年越しだったけど、そう噛み締められたことがしみじみとうれしかった。下りるインター間違えてよかった!新年早々ケガの功名、縁起がよござんすよ!
CDJは初めて大晦日に行ったんですが、どのバンドも「来年はいい年にしよう!いい年になる!」と力強く言っていたのがとても印象的でした。怒髪の増子さんは「来年も生きて生きて生きて、生きてまた会おう!」と叫んでステージを去りました。どの音もこれまで感じたことのないような響きでわたしの心を揺さぶり、会場もいつも以上に熱く盛り上がっているような気がしました。バックホーンのコバルトブルーでの盛り上がりはほんとうに、ほんとうにすごかった。イントロが鳴った瞬間あちこちから咆哮が響き渡り、間奏のたびに喝采が起こって、始終地鳴りのように会場が揺れていた。わたしももれなくぶち上がりながら、音楽の生む衝動ってすごい!と感動しっぱなしだったよ。
ライブ納めは岡村ちゃんで。昨日のRADIO CRAZYで張り切りすぎたのかノドがちょっと枯れ気味だったけど、前見た時よりもまたちょっとしゅっとしててなんだかサラリーマン度が増していて、出てくるなり爆笑しちゃってごめんね岡村ちゃん。でもCome Babyもやってくれてすっごくかっこよかったよ。もう大丈夫、4度目はないなってちょっと確信できるステージだった。一緒に年越ししたいバンドがいなかったし、会場に酔っぱらいが増えていく感じがイヤだったので(下戸のひがみ)カウントダウンを目前にして帰るというある意味暴挙に出たけど、年越しも結果オーライだったしすごくいい年になりそうな予感!なんの根拠もないけど!
いい年にしましょうね。きっと、いい年になります。言霊なめちゃいけないよ。