ゆうきまさみ展をふりかえる
去年の12月からついこなだまで渋谷パルコでやってたデビュー30周年展。わたしのotk人生の始まりでもあり、人格形成の基盤ともなった(おおげさ)漫画家なので、行かないなんて選択肢はないのだ!しかも原画の展示が期間によって変わるというので、あ〜るとパトレイバーのときにむりくり時間作って2回行ってやったった!
- 作者: ゆうきまさみ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1998/03/01
- メディア: 文庫
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自分参考リンク:劇場版パトレイバー全セリフ集
「東京」という都市を一貫して描いているパトレイバーにこんなにも心酔してしまうのは、わたしが東京という街から出たことがなく、放つ光が強いぶん濃い闇を内包する都市の不可視性という部分にひどく共感しているからなんじゃないかと今ふと思った。難しい言葉を使いたい年頃なんですごめんあさーせ!
そして30周年おめでとうイラストの数々。志村貴子のあ〜るくんが色っぽすぎてさすが!と思いました。まりいと鴨池を添えるあたり本気が垣間見えて大変すばらしかったです。それから荒川弘のアルフォンス!下にちっちゃくアルがいてWアルフォンス!しゃれてる!!藤田和日郎もアルフォンスの上にとらを乗せてて大変にかわゆすでした。それから灰原薬さん(よく知らないのでいきなりさん付け)の後藤&しのぶがステキすぎてハアハアしたので、この方の漫画を今度借りて読んでみようと思います。プラテネスの幸村さんのあ〜るが似すぎててたまげる、新谷かおるはコミックス版のあ〜る読んでないとわからないまのちゃんネタ、出渕さんは本気のイングラム!とまあキリがないよね。何度も見返したいからパンフレットとか出してほしいよ…!
野明にあこがれ、後藤さんの大人の色気にくらくらし、遊馬とデートする夢を見るようなotk全開の中学時代を送ったわけですが、なんてことないきっかけで出会った漫画がここまでわたしの根幹に根ざすようになるとは思いませんでした。自分の嗅覚の鋭さにノーベル賞贈呈!ゆうきさんにはずーっと健康でずーっと元気な漫画描いててほしいです!