ぶらり小旅行

生まれて初めて突発的サボりをやってしもうた。
あまりにも天気がよすぎて、いろんなことがいっぺんにどうでもよくなって、とにかく海が見たくなった。会社とは反対方面の電車に乗り、着いたのが写真の場所だった。いつぶりの江ノ島だか全然覚えてなくって、でもそのひさしぶり感が気持ちよかった。客引きのおばちゃんに乗せられて入った定食屋でしらす丼食べたらかなりのぼったくりで反省し、ちょっと腹を立てながらも歩いて歩いてソフトクリームを食べて、エスカーに乗って、ひさしぶりに海と空の境目がはっきりわかる景色を見て、汗をかいて、思いっきり海風を吸いこんで、太陽の光に目を細めて、またどんどん歩いて、大きなあさりの焼いたのを食べて、江ノ電に乗って、どこまでもきらきら光る海を見送ったら、なんだかしあわせになったような気がした。
いろんなことを感じやすくなっているからいつもより余計傷つくけど、いつもより余計世界がまぶしく見える。
世界はこんなにも輝いている。わたしがいなくなっても光に満ちてるなら、どうせならわたしもその輝きを見ていたい。そう思えるようになった。

優しい言葉の雨に濡れて 傷は洗ったって傷のまま
感じることを諦めるのが これほど難しいことだとは

バンプの「HAPPY」という歌をバカみたいに繰り返し聴いて、さんじゅうさんの女が年甲斐もなくなんでこんなにバンプに救われてんだろうって自嘲気味に思うけれど、藤くんも年を取って今のわたしにも響く歌を歌ってくれてる、それがものすごくうれしかった。

HAPPY

HAPPY

横浜に戻って携帯の機種変をした。これまでずっと黒だったのを、明るいグリーンにしてみた。メールも移植するのをやめて、全部1から始めようと思った。今日から生まれ変わる、もう小さなことにくよくよしない、そう決意してもたぶんわたしはこれから何度も同じ場所でつまずいて、何度も同じことでへこむだろう。いいんだ。それでいいんだよ。ムダなことなんてひとつもない、おいらきっとこれからもっと人に優しくなれる。なれる、なれるよ!!
自分の中の修造がものすごい励ましてくれます。ありがとう修造。たまにその熱さがカラ元気すぎて痛々しくなるときもあるけど、そんな修造も愛しくてたまらないんだぜ。これからも二人三脚で生きていこうぜ修造!!