時代

楽しいはずなのに茫洋として釈然としないもやもや病に襲われてへこんでいたのですが、堂本兄弟ゲストのショースケ・タニハラがバブルガムのウォンビーロングを歌うときに、ブラザートムがイントロであおった
「章介 in the house」
というひとことに若干救われました。しかも2回言った。トムさん最高だ。
しかしそのあとにすぽると観てたら、今日真中と度会の引退だったんですね。真中の最後の挨拶に胸を詰まらせていたら、宮本が涙ぐんでいるところと高津と古田が2人並んで拍手を送っているところが映って、ちょっとどうかと思うくらいに号泣してしまいました。自分でもびっくりするくらいに突然涙が出てきてさ。わたしの好きだったヤクルトがどんどん遠くにいってしまうよ。キヨハラ引退のときもほんとうにぐっとくるものがあったんだけど、ひとつの時代が終わったんだと心の底からさみしい気持ちになりました。真中の職人気質なところ、大好きだったな。今でも思い出す、何年か前にデーゲームを見に神宮に行ったとき、近くにいた男の人が熱狂的な真中ファンだったらしく、ずっと大声で「みつるー!みつるー!」って絶叫していたことを。おもしろくて笑ったけど、ちょっと感動したのをおぼえてる。
何かに夢中になるということはとてもステキなことだけど、思い入れが強すぎると自分の人生までひっぱられてしまう。思えばわたしは何かによって動かされ続ける生き方をしているんだなあ。なんと受動的な人生か。もっとほどほどの趣味を持って、それなりに仕事して恋愛して、それなりに幸せな日々を過ごせる人になりたかったなあって思うけど、でも他人の人生やエンターテインメントの世界って、直接ではないけれど自分の幅を広げてくれるって実感してるから、やっぱり何度生まれ変わっても煩悩は減らないんだろうなって思うんです。アタマ疲れ気味なのでなんだか日本語が崩壊していてごめんなさいね。もう寝ます。