Queen of idol
与えられたものではなく生まれて初めて「これ買って!」とねだったCDは、と書きたいところですがテープは、斉藤由貴と松田聖子でした。「時間の国のアリス」がめちゃくちゃ好きで、「♪じかんのぉぅ〜」と語尾をきゅるりと上げる歌唱法を何度練習してもまったく会得できずにしょんぼりした幼き日。聖子ちゃんを聴かなくなってずいぶん経つけど、今でもカラオケとか行くとカラダが覚えてるもの。今の歌って難しいからちょっと聴かないとメロディとか忘れちゃうけど、昔の歌謡曲はシンプルかつキャッチーだから全部歌えるもの。今ならわかる、作詞作曲陣があんなに豪華なんだもの、さもありなんと。そしてトリビュートブームの波に乗ってついに聖子ちゃんトリビュートが登場だ!
「Jewel Songs 〜Seiko Matsuda Tribute & Covers〜」
Sony Music Recordsより、2006年12月13日リリース/SRCL 6456 3,150yen
01.秘密の花園 YUKI
02.渚のバルコニー Cocco
03.あなたに逢いたくて 〜Missing You〜 LISA
04.天使のウィンク PUFFY
05.制服 ガガガSP
06.抱いて… マニ☆ラバ
07.ボーイの季節 尾崎亜美
08.SWEET MEMORIES 小島麻由美
09.瑠璃色の地球 中森明菜
10.瞳はダイアモンド Chara
プリプリトリビュートのときは同じレーベルの歌手ばかり使って非常にやらせ感が満載でしたが、このメンツは間違いない感じがする!つかこっこが渚のバルコニー!ちょう聴きたい!もう渚のバルコニーつうとJOの声しかよみがえらないわけですが*1、なんかちょっとアレンジを含め想像つかなくてわくわくします。チャラの瞳はダイアモンドはハマらないわけがない。明らかに異彩を放つガガガは、スピッツトリビュートのポリみたいな存在になるのでしょうか。小島麻由美のSWEET MEMORIESもワクテカものですが、ひそかに明菜さんがいるところに大注目です。いろんな意味で、すごい。