醒めないでドリーム

めずらしくバラ色の夢を見ました。芸能人に求婚される夢です。

なんかのフェスでわたしはどこかのスタジアムにいます。セレモニーでみんなジェット風船を飛ばすんだけど、中には普通の風船を飛ばす人もいて「あー飛んでる鳥に引っかかったらどうすんだよー」と思うわたし。それから抽選会が行われて、「23番」と整理番号が呼ばれて立ち上がったのはわたしの前にいた、ひとりで来ていた女の子でした。帰ってきた彼女が賞品を開けていたので盗み見たら、高級な筆記具セットでした。わたしはだいぶ整理番号が遅かったから後ろのほうにいたのだけど、彼女はこんなにいい番号なのにわたしの前にいる。不思議に思って「前に行かなかったんですか」と聞いたら、「特に見たいものもないし…」とアンニュイにつぶやくのでした。なんかのフェスが終わり、スタジアムを出て(わたしにも連れはいないようでした)空港の近くのコンビニに入って舶来菓子を物色していたら、偶然ナガセに会いましたええそうです蛇ニの人です。どうやら友達どうしらしく、「なんでいるのー」的にキャッキャキャッキャ。相当仲がいいみたいで、軽口を叩き合いながら*1お菓子を選んでいます。そんでマカダミアナッツでできたスニッカーズみたいなのとイチジクのバーみたいなのともうひとつ何かを買ってレジで支払いをすると、おつりとして日本円じゃなく金属の欠片みたいなのをざらざらと渡されました。どこの国のお金だろうと思いながらよく見ると、その中に動物の小さなフィギュア(金属製)みたいなのもあって、うっかり一番かわいいライオンのやつをナガセにあげてしまいます。「よくできてるー」とか言ってすごく気に入っている様子。わたしは「しまった…!」と後悔しきりです。それからしばらくふたりで歩き、信号待ちかなんかしてるときに突然「俺にはこいつとこいつとこいつだけは何があっても助けてやりたいっていうやつがいるんすよ」となぜか丁寧語で話し始めるナガセ。なんで急にそんな言葉遣い!?と思っていたら、「だから一緒に生きてってくれませんか」と突然言われました。目をバチコーンと合わせたまま「顔整ってんなー」と見惚れながら*2、わたしは「ああこれはプロポーズというやつだねしかし助けたい人が3人もいるのにオイラでいいのかいそしてこれは夢だね起きるのヤだなあ醒めるのヤだなあ」と頭の中をぐるぐるにしつつ、それでもしっかりうなずいていたのでした少しの迷いもなく。

すばらしい夢の最後に「これは夢なんだよ」と認識してしまうことほど悲しいことはない。どうせなら醒めてから「夢か…!」ってなる方がまだなんぼかましだ。そして案の定朝から頭の中でトキオさんの「宙船」がぐるんぐるん回ってます。トキオさんにしてはめずらしくダイナミックだなあと思っていたら中島みゆき作詞作曲なんですってね。さもありなん。求婚?1回目の変換で「球根」と迷いもなく出るうちはまだまだ遠い未来の出来事です。きっと。泣ける。

*1:「演技じゃなくてホントにバカなの?」って聞いていたわたし

*2:顔見てると首が痛くなって「でけえなオイ!」と思った