レッツラゴー!

サダヲつんの夢を見ました。麻酔医仕様(髪の毛白い)のサダヲつんと机を挟んで対面してるんですけど、彼はわたしに向かってさかんに早口でなにごとかまくしたてていました。何言われてたのか全然覚えてないけど、「テンション高いなー、これ明らかに素じゃないなー、芝居スイッチ入ってるんだろうなー」とやけに客観的なことを思いながら彼のベシャリを聞いていた記憶だけは鮮明に残っています。やー、ステキだった。夢から醒めたくねえなーって思ったもん。
というわけで「まとまったお金の唄」結局観に行けなかったぜチクショウめ&麻酔医ステキだよ麻酔医記念、今こそサダヲフェアを実施せねばと買ったままずっと放置プレイだった「レッツゴー!忍法帖」のDVDをやっとこさ観ました。最初主音声で観てたんだけど本編160分の芝居を改めて副音声で観るのキツイなーということに気づき、途中から副音声で観直すことに。ホントにくだらない芝居なんだけど(ホメ言葉)、それを観ながらしゃべる役者もそうとうゆるい感じでたいそう面白かった。あとすごく失礼な話なんだけど、古田は自分の出てないシーンの裏事情とかも事細かに把握していて(いのうえさんよりよく知っていた)さすが看板!と見直してしまいました。惚れ直した。サダヲつんは言葉少なだったけど、みんなの話をニコニコしながら聞いてるんだろうなーという雰囲気が伝わってきて大変微笑ましい気持ちになりました。以下ツボ発言。

  • 「じゅんさん、これ轟天だな」(古田)…何度も発言。ホントに轟天にしか見えなくなってきて爆笑。
  • 「あー、かっこいいなー」(阿部)…オープニングを観ながらぽつりとひとこと。かわゆすぎる。
  • 「みんなちゃんと芝居してんだな」(古田)…芝居なのにやたらとアップが多いカメラワーク。高田さんの顔芸が細かいことについて発言、「この人コロッケだよ」とも。
  • 「ホント楽しかった」(阿部)…新感線に混じってみての感想。溶け込み方ハンパなかったもんなー。
  • 「最近成志さんに離婚弁護士の撮影で会ったんだけどこの人こんなんじゃなかった。寡黙な寿司職人だった」(古田)…なるしー演じるばってん不知火を見ながら。爆笑。というか、苦笑。
  • 「ホントにどうでもいい」(古田)…芝居見ながら何度言ったかわからない。だって「ホントにどうでもいい」としか言えない内容だし(笑
  • あと古田が粟根さんをマコリンと呼んでてモエ!(ええ!)

ホント無駄に長いおバカ芝居だけどサダヲファンは全員観るがいいよ。ちなみにわたしは第2幕最初の「ミュージカルさるかに合戦」が死ぬほどすき!サダヲがマイケルを歌って踊るよ!臼になってる人も愛してるけど!なんならお貸しするのでわたしと面識のある方は一声かけて鍵かけて。おまけにこの芝居のパンフ、サダヲのフォトジェニックっぷりに一発KOされて2500円(これが新感線クオリティ)払ったといういわくつきです。ちなみに推薦文は宮藤ちゃんが書いてますよ。年明けの「朧の森に棲む鬼」(なんか語呂が悪いな)もますます楽しみになるっちゅうもんです。だけどそろそろこういうネタものも観たいなー。花よりもなほで再び古田熱が上がったので今度は97年度版髑髏城を観ようと思います。芝居のDVDって買っただけで満足しちゃってなかなか観ないのが玉に瑕。