月曜ブジオ最終回

ラジオ欄を見ていたら古田の番組に「野田秀樹登場」の文字が!ひさびさにラジオをスイッチョン。いつの間にかバツラジ終わって全然違う番組*1になってたのねー。しかも今日が最終回だってさ…。

  • 古田はとにかく共演者ととことん飲むのでカンパニー潰しと言われているらしい。野田も負けず嫌いだからとことん付き合っていたらある公演時、メイク落としたはずなのに顔に黄色いものが…「黄疸じゃない?」こえええ!
  • 「受けた大学全部落ちました。受験勉強のコツを教えてください」という質問に野田「俺中退だしなあ…」古田「でも東大法学部ですからね」野田「…勉強すればいいんじゃないの」真理だ…!
  • 「古田さんは演出家の言うことをあまり聞かなさそうですが」という偏見たっぷりのアンディーに古田「俺は素直に言うこと聞くよ」野田「そうだね」古田「そんなのできないとか難癖つけるやつは自分に余裕がないんだよ」野田「テレビ上がりの役者に多いよね」CM中は実名出まくりだったそうです。ぬぅ、聞きたかった。
  • 野田のライトアイの原因が明らかに!20年前、ジムでトレーニングしすぎて一切水分取らずに根を詰めてたら目が見えなくなったらしい…。本当は怖い家庭の医学みたい…!野田「しかも田原俊彦の曲で踊ってたときからね。今となっちゃ笑い話だけど」
  • 古田は公演中に楽屋でAV観てるらしい…古田「集中するためだよ!」昔は自分の楽屋にあらゆる雑誌から切り抜いたヘアヌードのグラビアを貼りまくってたらしく、劇場のおばちゃんから苦情が来たらしい…。古田「勝手に剥がされて頭来た」
  • 「野田さんは物欲とかあまりなさそうですが、欲しいものとかありますか」…野田「物欲ないんだよねえ」古田「俺もないなあ。色欲はあるけど」
  • コンプレックスの話。古田「顔くらいかな」ちなみに野田は東洋人であるが故に受ける差別的感情、明治時代から綿々と続く欧米コンプレックスとのこと。
  • 12月公演の新作を執筆中。プロレスにおける八百長を題材に書いてるらしい。意外…!そしてこの番組のパーソナリティーはプロレスファン…!(目が輝いています
  • 野田がテレビドラマ初出演したときの話。とにかく舞台の人間だからテレビの勝手がわからなくて、ものをもらって嬉しいというシーンのときに「人間の心理として開けたくなるじゃん。なのに『置いてください』って言われて、俺はこの気持ちをどうやって消化すればいいんだろうって。でもキャラクターとして落ち着かない人っていうふうに解釈すれば演じられるから、全体的にすごく落ち着かない人っていう役柄になっちゃった。古田はそういうことない?」古田「ないですね。早く帰りたいから。監督と議論を戦わせたりする人の気が知れない。早くやって早く帰りたいっちゅーの」
  • 「芝居を見に来ている役者さんに遭遇することがよくありますが、声をかけられるのはイヤですか」という質問に野田「俺はイヤだな…」古田「俺はどっちでもいいな」野田「じゃあ俺も…」微妙に妥協した後、恥ずかしながら実は野村克也のファンだと告白!マジで!劇団やってたころに劇団員だか知り合いだかがノムさんとつながりがあって「サインもらってきましょうか」と言われたんだけど、「そういうのは自分で行かないと意味がないから」とサインをもらいにいったらしい。そのとき「南海時代からファンです」って言ったんだけど、後からノムさんは南海を嫌ってたという事実を思い出して「やっちゃった!」って(笑)。そんで「がんばってください」と言うのが精いっぱいだったという…。古田「『がんばって』って言われるとそれまでがんばってなかったのかよ!って思っちゃうけどね(笑)」野田「でも『がんばってください』っていうのはいっぱいいっぱいの証拠なんだよ」身をもって体験したらしい…。

他にも「いい役者/うまい役者」論とか「日常でも演出することはあるか」など興味深い話題てんこ盛りの1時間、めちゃくちゃ面白かった!野田が古田に絶対的な信頼を置いている様子が伝わってきて目を細めながら聴いてしまったよ。
この番組は終わるけど4/8(土)1時から「ふるチン」て番組が始まるらしいよ。時間帯がディープでデンジャラス…。1回目のゲストは井口昇、その後も唐沢寿明みうらじゅんってナイスなゲストが続くらしいよ。忘れなかったら聴こう…。

*1:でもパーソナリティー古田新太とTBSアナウンサーアンディのまま