ぬぼー

どうしようか迷った(その間コンマ2秒)けど、結局時計が0時を回った瞬間に外へ出てしまった。寝巻同然のカッコで右ポケットに予約券、左ポケットに携帯。近所とはいえこんな夜中に出かけたことがなかったから、少しだけ不安な気持ちになったりして。外気はすっかり秋の気配で半袖では少し寒いくらい。コンビニの明るい蛍光灯の下にさらされる寝巻姿のわたし。後ろに並んだのはおそらく残業帰りのOLさん。お粥買ってた。またもや手際の悪い店員にちょっと辟易しながら、それでも無事受け取り完了。白いビニール袋を胸に抱きしめながら真夜中の帰り道。もう、心細さなんてちょっともない。
同じ空の下で、同じことしてる人たちがたくさんいるんだなあ。なんか不思議。変なの。夜が明けるまで待てばいいのに。バカじゃないの。うん、バカだから仕方ないじゃない。そんな自問自答も心地よい夜更け。