サマータイムマシン・ブルース2005

ヨーロッパ企画サマータイムマシン・ブルース2005」@駅前劇場
急用で見られなくなったはずのこの公演、アレをアレして観て来ちゃいましたエヘヘ。しかも最前列で。近すぎてどっきどきした。軽く感想をば。

すんげくおもしろかった。つきみさん*1とひろこさん*2の熱意にほだされてよかった。わたし、役者全員初見という舞台が初体験だったんだけれど、それでもここまで引きこまれるなんて。みんなとっても自然で、会話にリアリティがある。セットを見た瞬間、昔の記憶がうわ〜んとよみがえってきて早速甘酸っぱかったんだけど、芝居が始まってますますその思いが強くなってきてねえ。しかもそんなルーティンの日常に現れる非日常、それがすんなりと日常に溶け込む不思議。違和感がない。ありえない、と思いながらもすべて受け入れてしまえる自然さ。タイムマシンをみみっちいことに使ってしまうという、不思議なリアリティ。そしてパズルが1個ずつハマっていく快感。期待以上のおもしろさでした。普通行けなくなったら仕方ないや…と簡単にあきらめるわたしですが(しかも観たことない劇団だからなおさら)、今回は自分の中のわがままスイッチがなぜか発動。これは見逃すわけにいかないという虫の知らせがしたんだなあ〜。おかげさまでちょうビンゴの男子を発見しましたよ。あまりにタイプすぎて恥じらう。もふ〜。*3「囲むフォーメーション」も楽しみだなあ!
帰りの電車の中で、わたしは自分の学生時代を思い出していました。もしあのころの部室にタイムマシンが出現したらどうなるだろう。無責任におもしろがる先輩、仕組みを調べたがる後輩、つまんないこと言ってみんなから冷たくあしらわれる同期……あの人だったらなんて言うだろう、どんな騒動が起きるだろう。見知った顔のリアクションが容易に想像できて、いつの間にか口元が緩んでいる自分がいました。わたしがいちばん輝いていたころ。ウフフ、なつかしい。ほっこりさせてくれてありがとう!ああ、いいもの観たなあ。ワッフルカフェのテラスで食べたワッフルもとってもおいしかった。心が豊かになった気分。

*1:id:tsukimitsukimi

*2:id:hiloco

*3:恥ずかすぅいので名前とかはゆわない