痛快エブリデイpart2

黄金週間中のできごとを淡々と記録するよ
連休中日の4/30。うちのチームは全員お休みになったので、すてきな奥さん・Tさんとショッピング。Tさんは「今年は柄物を着ます!」との目標を立てたので、ミス柄物と異名を取るわたしが見立てるべくご一緒してきました。
新宿苦手だけど、お店いっぱいあるから新宿で待ち合わせ。バカみたいに晴れてて暑くて、とにかくお腹が空いていたから、気になっていたうどぅん屋に行ってみたよ。

タケノコ天うどんにかしわ天をトッピングしてみた。かしわ天170円っていうから、2つくらいしか出てこないかと思ったら4つくらい出てきてびっくり。しかもタケノコ天もおっきくて歯ごたえたっぷり!ちょううます。Tさんは話題の食べるラー油(自家製)を使ったラー油うどん。煮豚も乗っててこちらもすごくおいしそうでした。
それからミロードに移動してレッツショッピング。わたしが大好きなcucciaというお店をTさんも気に入ってくれて、今流行りのマキシ丈の、いろんなスカーフの柄みたいなのをつぎはぎした(表現が悪い)すっごいかわゆいワンピースがあって、試着してもらったら背の高い彼女にぴったりで「ひょー」って変な声が出ました。ちょうかわいいったらない!会社での印象とはまったく違うよ!すてき!なんだけどやっぱりリゾート色が強すぎるので、彼女が気に入っていたもう1着の膝上ワンピとカンカン帽をお買い上げ。こっちもすーごい似合ってました。赤毛のアンみたい!洋服を見立てるのって楽しくて仕方ないんだぜ!!
チャオパニックの赤塚不二夫コラボシリーズが気になりすぎてたおいらは、もう迷うことなくニャロメ柄のタンクトップを買ってしまいました。また親に言えないワードローブが増えていく……。いいんだもーん。童顔だし!(何の主張
最近何の反動か通販でやっすい服を買いまくっていたので、ひさしぶりにちゃんとお店で服見るとすごく楽しいねえ。それにしてもどこの店舗もみんな似たような服が増えてる。ナチュラル系っていうの?花柄のサロペットとか、店間違えて置いてあってもわかんないくらい個性がなくなってる。つまんない。ちなみにマキシ丈流行ってちょうむかつく。チビにケンカ売ってんのか!(いろんな服が着たいちびっこが本気で怒っています
ちょっと疲れたので、新宿でカフェといえばもうここしか知らない「らんぶる」へ。
名曲・珈琲 新宿 らんぶる

食べログ 名曲・珈琲 新宿 らんぶる

やっぱりここ落ち着くなあ。いつ来ても時間の流れ方がゆったりしてる。注文はもちろんクリームソーダ。ああ、なんだかすごく満たされる。楽しくって仕方がない。
それからまたいろんな店をのぞいて歩き回って、そろそろ帰ろうかなってときに見つけてしまった。すごい柄のやつ。わたしは基本ひと目でピンと来た服しか買わないし、そういう服しか着なくなってしまうので、そういうひと目ぼれがちょう大切なのだ。でも困る。だってショート丈のサロペットだもん。わたしが着たら間違いなく「お嬢ちゃん、どこの幼稚園?」って言われる類の服なんだもん。だけどちまたで流行りの花柄とかじゃなく、動物柄。しかもリバティの!こんなのちょうめずらしい。悩みに悩んで、ゾウ・パンダ・ペンギン・サイ・ゴリラ・ウミガメ・イルカ・極楽鳥・蝶とかもうなんか海もジャングルもごっちゃになったカオスな柄のそいつをとりあえず試着。引き返せないことわかっていながらも試着。やっぱり子どもっぽくなっちゃうねーって言いたかったんだけど、これがなんとなく似合ってしまった。ざんねん……いつ着るんだこれ。リゾートに行く予定もまったくないっていうのに!!
Tさんも「さすが柄物の師匠です」って言ってくれて、もうお買い上げするしかなくなって、ああもう年貢を納めるよこのやろうってレジに持っていったら、Tさんも何か買ってる。しかもプレゼントの包装をお願いしてる。「あ、買ったんですね。プレゼントですか」「そうです」ふたりでお会計を終えて、いい加減足も棒だし財布も寂しくなったので帰路につくことに。電車の中で「楽しかったですねー」なんて言ってたら、Tさんがさっき買ってたプレゼントの包みをわたしに手渡すのだ。
「とっても楽しかったので、お礼です」
えっ
面食らってしまって、あわあわと「すすすすいません」としか言えなくて、彼女と別れてから我慢できずに包みを開けたら、ものすごくかわいいハンカチが出てきた。広げたら、marbleって書いてあった。
うわあ
marbleって、わたしの好きなブランドの名前。その日履いてたデッキシューズもそこのブランドので、さっきの店にもそこのワンピースがあって「ここ好きなんですよー」って言ってたのを覚えててくれたのだ。
なんだか、泣きそうになってしまった。
どうしよう。うれしいよう、うれしいよう。
ほんとうに楽しかったのだ。今まで新宿なんてほんとうにきらいな街だったのに、生まれて初めて新宿って楽しいなって思えたのだ。ショッピングだって誰かと行くのがなんだか苦手で、自分のものはひとりで買いに行ってたのに、誰かとショッピングするのがこんなに楽しいなんて。わたし、33年間なにしてたんだろ。バカみたいだけど、日々少しずついろんなことが楽しいほうに裏返っていく。あいかわらず胸がしぬほど苦しくなることもあるけど、やっぱり毎日テレビつけっぱなしじゃないと眠れないけど、だんだんうれしい気持ちが細胞に染み渡ってくるようになってきた。
うきうきしながら実家に帰ったら「いいものあった?」ってママンが聞くから、ちょっとまた派手なんだけどさ…ってうつむきながら動物園サロペットを見せたら、
「あら、いい柄じゃない」
ってあっけなく言われて、ビバDNA!って快哉を叫びたくなったよ。ちなみに父親もぼそっと「いい色だね」って言っててムフフと思うわたし。そして実家の手作りごはんをいいだけ頬張っておやすみなさい。
ああ、いい1日だった。