待たされた!

昨日、MATA(C)TANAの感想を書きかけたまま寝てしまいました。もう来週の今日(!)は初日なので、「ツアー直前!1日1米!」をやろうと思ったのにハナからくじけています。常軌を逸した全曲解説、どぞ。

わたしのカバンの中には今、「女性自身」が入っている。これほど屈辱的なことはない。帰宅途中に交通事故に遭ってカバンの中身が投げ出されたら、えげつない表紙の女性自身は注目の的となるであろう。ああ、想像するだに震えが走る。駅前で小汚いおっさんが売ってる100円ユーズドで十分な雑誌をあえて定価の320円も払って買ったのには、わけがある。ていうか、わけなんてひとつしかない。
皇室も韓国もどうだっていい、巻末に米特集が組まれていたからだ。立ち読みで済ますはずが、案外ボリュームがあったのと写真が多かったせいでうっかりひっつかんでしまった。これだけ買うのは本当に癪だったので文庫や漫画コーナーを巡ってみたけど、こういうときに限って欲しい本がない。女性自身だけを買う女。ああ…。変なプライドの人でごめんなさい。

さて、昨日手に入れた「MATA(C)TANA」*1を蛇回ししています。鬼のように蛇回ししているので、これはもはや鬼回しだ。第2弾のときにはやれなかった(いや、あえてやらなかった)(やる気力もなかった)(ていうかDVDまだ観てない)(今やっと観た!)(得ちゃんが面白すぎて案外楽しめた)全曲解説やりまーす。いやっほーい。世間からの白い目なんて気にしなーい。白目には白目を!

1. MATA(C)TANA

やー、いいね。何遍聴いても飽きない。これぞ米の真骨頂!てっぺいちゃんのべらんめえ口調がさいこうです。シュークの合いの手を入れたら曲が締まったって言ってたけど、これがあるのとないのとじゃ大違いだね。パンチが効いててよい。なんかしらんけどJOの「シンガソンプリーズ!」っていうシャウトが異様に好きです。歌詞も今までの新曲の中でいちばんだし、「騒ぎ屋家業十何人」ってフレーズいいね。「十何人」「十何年」ていう曖昧さがいい。特にいい。「米に九と十で粋」っていうのもさ、たぶんバンド名つけたときはこんなに「米」っていう漢字で遊べるなんて思ってもみなかったんじゃないかなあ。米つけてよかったねえ。これこそテレビの音楽番組で披露して世間の度肝を抜いてほしいんだけど、やっぱりMステ出ないのかなあ。

2. あそぼう

びっくりした。タイトルのイメージで絶対パーティーソングだと思いこんでたよ!こうゆうのミディアムチューン(カタコト)ていうんでしょ? 「MATA(C)TANA」と「FUNK FUJIYAMA」に挟まれるとさすがに印象が薄くなっちゃいますな。あと、「アソボー」ていうリフレインがちょっと間抜けに聴こえちゃうんだよね。歌詞はファンに向けた直球ど真ん中ただいまソング。ここまで正面切って言われるとかえってちょっとこそばいな。最初こっちがシングル候補だったっていうけど、ホント金ちゃんのゴリ押しに感謝だわ。これがシングルになってたらマジでやばいって!
…うん、でも何遍も聴いてたらいいメロディーな気がしてきた。麻痺?

3. FUNK FUJIYAMA NOW

普段なかなか聞くことのできないデーブスペクターの英語が堪能できる曲。…ってちがう。どファンクに生まれ変わってかっこよくリニューアルされたFUNK FUJIYAMA。歌詞も世相を反映してだいぶ変わりましたが、「カミカゼハラキリ」の振りが大好きだったので大変残念です。踊りも変わっちゃうんだろうなあ。あと、ペプラーさんのツッコミみたいな台詞部分、意味がよくわからない…。なんなんだろうあれ…(首を傾げています)アレンジはかっこいいけど、うーん、これはこれで別の曲っていう感じだなあ…と、受け入れきれないわたくしなのでした。原曲に思い入れがあるとやっぱりカバーはキビしいよ。

4. BONUS SHOW TIME 〜RISING SUN ROCK FESTIVAL 2006 in EZO・ダイジェストヘン〜
We are 米米CLUB浪漫飛行/イッショケンメ・ソング/ライジングサンオノダサン/この宇宙で/腐れ縁/愛knowマジック/WELL COME2/Shake Hip!

何のためにDVDがついてると思ってんの。音だけじゃ狂いそうになる。観てなんぼでしょ、なんでこんな蛇の生殺しみたいなことすんの。ぷりぷり。ぷりぷり県
最初、ホントに「We are 米米CLUB」やってんのね。「コメ!コメ!クラブ!」ってダサいかけ声やってんのね。うれしいなあ。浪漫飛行、テンポ早くてびっくらした。イッショケンメ・ソングはよりによって「ずらし回しです」ってとこしか使ってなくて苦笑。JO登場のテーマ、安くていい。「石狩市で俺は生まれた/I was born」ってデタラメもいい。ラスト3曲は、こないだ電車の中で聴いてたら突然「帰ってきたんだなあ」て実感が急に湧いてきて涙がじわり。客の歓声が入ってるとぐっとくるものがありますね。福岡でのわたしの狂乱ぶりが容易に想像できます。

DVD。

1. MATA(C)TANAプロモ

JOの鶴に尽きると思うんですよ。好きすぎて何遍も観ちゃう。てっぺいちゃんのチンピラっぽさが堪能できる貴重な1本です。袖をたくし上げてるのも新鮮でいい。この振りは完コピしたいなー。オレンジの国では「舞扇子どうします?」的なトピがあがってたので反射的にネット通販のお店を覗いていた(結構高いのな!)のですが、「普通の扇子でいいじゃん」と急に我に返りました。よかった。危うく彼岸の人になるところでした。もうなってるか。

2. あそぼう振り付け講座

いきなりリョーちゃんが燃えながら出てきたからびっくりした。わー!リョーちゃんの博多弁ひさしぶりに聞いた!しかもさらし巻いてる!かっこいいー!!(喜)ミナちゃんは「26歳でーす」っていきなり設定(27歳)より若くなってるし…。ていうか、時々挿入されるリョーちゃんのひとことに意識が行っちゃって踊りに集中できないよ!リョーちゃん相変わらず声高いなー。あとシュークがターンするたびにスカートからのぞく太股に釘付けになってしまう29歳の秋です。最後意味なく扇子を開こうとして「なして開かんとか!」と憤るリョーちゃんに大爆笑。

3. MATA(C)TANA振り付け講座

わー!楽器隊のみんなが踊ってるー!リョーちゃんうまい!BEはもちろんうまい!踊る得ちゃんにはもう慣れた!金ちゃんがかわいいー!(でれでれ)しかしそんな4人をかすませる最終兵器がこのバンドにいたのです。
BON。
釘付けアーンド大爆笑。BON踊りの威力たるや下手な漫才よりも100万倍笑える。なぜ彼はあんなゴリラ踊りなんだろう。ダメだ。BONばっか観ちゃう。

めちゃんこ面白かったー。はやく振り付け覚えよーっと。

*1:売り上げランキング25位だって!やった!…あれ、喜ぶ順位でもない?