9年ぶりの合体!

SUE CREAM SUE with Cleanup Charmy Crew (CCC)「リサイクルショータイム 改訂版!」@Shibuya-AX
すごかった……!!!
今日は朝から変なテンションだった。どんな気持ちで再会すべきなのかよくわからなくて、自分の気持ちを操作することから始めていた。自然と気持ちが向かっていかないほどに希有で、特別な意味を持つライブだから。
会場に届いていたお花は随分寂しいものだったけど、他のと離れた場所にオノちゃんからとてっぺいちゃんからのお花が♪ふたつ並んでる〜ってな感じで置かれてたのに笑った。なにこのホモっぽい配置…!
席について2階席を見上げたら、オノちゃんと石井家の両親が来てらっさった。石井パパひさしぶりに見たけどそんなに変わってないなあ。かっこいいなあ。客席は一緒に年を取ってきたという感じの年齢層、自分だって人のこと言えませんしね。いつもは若者でひしめくAXも今日ばかりは雰囲気が違う。しかし椅子のあるライブハウスっていいね。開場に間に合わなくても自分のスペースが確保されてる喜び。特に踊りがメインのライブだからなおさらのこと。
開演、ステージに出てくる米の人たち、わたしの取った反応は「わ、わ、わ、わ…ぎゃーー!!!」というものだった。現実味がなくて、でもほんの数メートル先に彼らは確かにいて、BONが出てきたときにわたしの沸点はやってきた。ボンー!ボンー!ボンー!(呼びにくい
マリちゃん、相変わらずスラリとしていて可愛かった。ミナちゃん、すごいやせた!!現役の頃よりスタイル良くなってる気がする。そして何よりも驚いたのが、
お兄ちゃんにクリソツ!!!!!
年を取るごとに兄弟似てくるって言いますけども、ちょっと尋常じゃないくらいお兄ちゃんにそっくりになっていた。顔とかそういうのよりも、しゃべり方(ギャグはもちろんノリツッコミまでやっていた)、自分の落とし方、適当なあしらい方、ぐだぐだな仕切り方…もう枚挙にいとまがないほど見事なてっぺいちゃんっぷりだった。自分でも「石井大先生が乗り移ってきた」って言っちゃうくらいだったもん…。いつもうまく喋れないでお兄ちゃんにつっこみ入れられてばっかりだったミナちゃんが、てっぺいちゃんみたいな弾丸トークかますようになったなんて…!だってあんなにミナちゃんのMCで爆笑することになろうとは思いも寄らなかったもん。マリちゃん言ってたよ、「面白いね…」ってしみじみと…。それからミナちゃん、昔よりも歌がうまくなっててびっくりだ! でも途中で歌詞があやふやになったりしてハラハラしたけどね…。
新曲を織り交ぜながらもちろん昔のシューク曲も。「It's Bad」はやっぱり血が騒いだ。この10年ろくに聴き返したこともなかったのに、「up!up!」とか覚えてるもんなー。曲と曲の間にダジャレMCを挟みながら進行するシュークちょこっとメドレーではLolipop〜チョビットダンス〜プラムジュース、あとなにやったっけ?(記憶、アドレナリンとともに去りぬ
アコースティックコーナー*1や昔シュークリサイタルで流したドラマ「素顔のままでは歩けない」の公開アフレコ*2、ひとりがボーカルを取るバックでもうひとりが即興で踊りを踊るという前衛的なコーナーを挟みつつ、エコノミーゲストの得ちゃん登場!どんどんチャゲに似てきてる気がする…!*3めちゃめちゃにこやかに、しかも立って、歩いてギターを弾きまくる得ちゃんに感動だ!*4そして「これから体力測定しまーす!」って言うから何事かと思ったら「米米メドレー20分!」だってよ奥さん!一・大・事!ボーカルは得ちゃんや金ちゃんが変わりばんこに担当するというこれまたレアな光景が繰り広げられました。以下順不同!

シュールダンス/KOME KOME WAR/サンサンサンバイザー/FUNK FUJIYAMA/WELL COME 2(イントロのみ、しかもセンターで得ちゃんが踊りまくるという天変地異が…!)/かっちょいい!/油ギッシュナイト/I・CAN・BE/愛knowマジック/なんですかこれは/Shake Hip!/狂わせたいの/ちゅんこちゅんこすずめ

何か忘れてるような気がする…通路側の席をいいことにわき目もふらず必死の形相で踊り狂っていたため、記憶にはまったく自信がございません。しかし三つ子の魂百まで、雀百まで踊り忘れずとはこのことだ! こんなにカラダが覚えてるとは思わなかった。この9年間余興でShake Hip!しか踊ったことなかったのになー。そんな自分がほんのりウレシス☆(気持ち悪い
しかし「狂わせたいの」はアウトロを延々くり返してる途中でシュークが袖に引っ込んでしまい、いつぞやの悪夢*5再びか…!と思いながらもボンやら得ちゃんやらが跳び続けてるのでこっちも負けちゃおれんとひたすら跳んでいたら、ちょっとどうかと思うくらいへとへとになってしまった。ステージ上客席もあわせ、AX全体が肩で息をしてるような雰囲気に。
アンコールは2回。「踊れシュークよ!踊り子よ!」、トウの立ちすぎたふたりが大映ドラマ調に歌う脇で、1本のマイクにカラダを寄せ合ってコーラスを入れるCCCダークダックス(金ちゃん、べー、良ちゃん、ボン)が面白すぎて笑い転げる。ミナちゃんもそれにツボをやられて歌えなくなること数度。いいもの見せてもらいました。米米復活を知って寄せられたファンのメールからヒントを得て書いたという新曲「夢を見させて」、途中ミナちゃんの歌詞の危うさにハラハラしながらの鑑賞だったけど、歌詞の内容がとても他人事と思えずにキュンとしてしまったよ。そう、一瞬でも一秒でもそばにいたいんだよ。
「東京イェイイェイ娘」は死ぬほど盛り上がったさ。腹から「アイラブアイラブシュークリームシュ〜!」とドスをきかせてしまい申した。最後は「愛してバタフライ」で楽しく締め。「秋に会いましょう〜!」と手を振って彼らは帰っていきました。わたしはひたすら「ボンー!ボンー!ボンー!」と絶叫。

楽しかった。楽しすぎて我を忘れた。そして会場全体がすごく暖かくていいムードに包まれていたよ。こりゃ秋の収穫祭、すごいことになるぞ。覚悟してかかれ皆の者!

*1:ミナちゃんのギター弾き語りによる「愛してる」も!ハラハラした!

*2:ミナちゃんの茨城弁が堪能出来るすばらしいコーナー

*3:帽子とグラサンだけのせいか、いやそうじゃない

*4:ライブではほとんど座って弾いていた

*5:たぶんBC SHARISHARISMで、3分間ひたすらアウトロをくり返し演奏するというものすごい試みが行われた