ミスタツルドレン
さて、こっからの更新は時制がめちゃくちゃになりますよ。まずは土曜日のミスツル@ドームのお話から。
なんだか息の詰まるような2時間半でした。なめきってブーツなんか履いて行っちゃったから途中座っちゃったし。フェスで見たときはあんなに感動的だったのに、なんでなんだろう。その理由を帰りのルノアール(人生で2度目くらいの入店)で連れと協議した結果、以下の通りになりました。
- 演出がコンセプチュアルすぎる。よく映像を流しながらやるんだけど、もう戦火だったり政治だったりそういうメッセージ性の強い演出をしなくてもいいんじゃないかと思う。またかと思ってかえって興ざめしてしまったよ。そんなことしなくたって伝わると思うのにな。
- シャクライは言葉で伝えたがるから。MCにしても説明したがる傾向がやっぱりあって、そんなことしなくたって音楽で十分伝わるのに。
- サービス精神の現れなのかもしれないけど、もっと客を突き放してもいいと思った。
- コール&レスポンスが恥ずかしい。客いじりは楽しいかもしれんけどあんまり長くやらないでくれよ。ていうか、コール&レスポンスをやるライブには行けない感じになってきた。米は別。
- 手拍子がうるさい。いつから手拍子バンドになってしまったんだ。悲しくてやりきれない。シャクライの声が聞こえないんですけど。
- あともうこれはうちらのテンションの問題なんだけど、純度100パーのファンの中にいると息苦しくなる。フェスがあんなに楽しかったのは、特にファンじゃない人も一緒になって大合唱するあのシチュエーションが感動的だったからだ。イノシシ的なファンの人が多いから、隣で金切り声とか上げられると正直しんどい。
- いくらドームだからってやっぱり音が悪すぎる。
感受性というものは年々変化していって、ちょっと前まで平気だったことがだんだん気になってきたりして、オトナになるっていうのはやっかいだなと思った夜でした。あー、追加公演もチケット取っちゃったんだよねえ…。ま、どんなもんか具合がわかったから楽に観られるかもしんないけど。
どうでもいいけど、もうシャクライさんは白い輪っかをはめないんだろうか。